花粉症の症状といえば、水様性の鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみ、くしゃみ、目のかゆみ、目の充血、頭痛などが挙げられます。それに加え、嘔吐、胃痛、便秘や下痢などの症状をともなうことも少なくはありません。なぜ胃痛や便秘などが起きるのかというと、花粉症の症状がひどいことがストレスになり、胃腸の調子を崩してしまうためです。また、処方された薬が合わないために胃の粘膜を痛めてしまって、胃痛を引き起こすこともあります。
人によっては鼻がつまってしまい、ついつい口呼吸になってしまうことから、のどが乾燥してかゆくなるという症状があらわれることもあります。皮膚にアレルギー反応が出ることも多く、とくにスギによる花粉症では顔がかゆくなるケースが多く見られます。
アレルギー反応には、花粉にふれるとすぐにあらわれるものと、ある程度時間が経過してからあらわれるものがあります。花粉症の方のなかには、朝起き抜けがもっとも症状がひどくなるという方もいますが、これは前日から鼻の内部にとどまっていた花粉に、朝になって遅れて反応が出るためです。また、起き抜けは自律神経のバランスが崩れているため、アレルギーが強くあらわれるともいわれています。
最初はスギ花粉にだけアレルギー反応が出ていたのに、いつのまにか、ブタクサなどほかの植物の花粉にもアレルギーが出るようになったというケースも珍しくはありません。なぜこのようなことが起こるのかというと、ひとつの花粉でアレルギーが起こると鼻や喉の粘膜が敏感になり、ほかのアレルゲンにも反応しやすくなってしまうからです。これは花粉に限ったことではなく、もともとはスギ花粉症だけだったのに、ハウスダストに対するアレルギーなどを併発するケースもあります。
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